『超高齢化社会の課題は高齢者の健康増進』東京都健康長寿医療センター理事長に聞く戻る
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日本は超高齢化社会に突入していくのですが、より高齢者の健康度を高くしていかないと、保健医療制度や介護保険制度とかの維持が非常に難しくなります。健康な高齢者の方が増えれば、医療費、介護費用も削減できますし、同時に、当事者の高齢者の方が、より自信をもって老後を楽しくしていくということにつながると思います。

 

新井千晶:さて、いよいよ病気になってしまうと、さまざまな負担が国とか自治体にかかってきます。健康増進することで、医療費や保険費など、さまざまな支出の軽減になるということでしょうか。
井藤英喜先生:そうですね。今後、超高齢化社会に突入していくんですけども、より高齢者の健康度を高くしていかないと、日本の保健医療制度であるとか、介護保険制度とかの維持が非常に難しくなります。健康な高齢者の方が増えれば、単に医療費、介護費用も削減できるだけでなく、当事者の高齢者の方が、より自信をもって老後を楽しくしていくということにつながると思います。
そういった意味で、研究所と病院がタイアップして、より高齢者の健康を増進するというような事業をやっていけるのはですね、非常に大きなメリットであるというふうに思っております

カテゴリー : 『生活習慣病予防』東京都健康長寿医療センター理事長