『中年期の生活習慣病予防と高年期認知症』東京都健康長寿医療センター理事長に聞く戻る
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生活習慣病は中年期4~50代に発症する方がとても多く、その生活習慣病をうまく治療しておかないと、高齢になって認知症であるとか要介護状態になるという人も、多くなります。糖尿病、脂質異常症、高血圧、こういった血管を障害する生活習慣病、あるいは脳の機能に影響を与える生活習慣病の多くは、4~50代に発症します。

 

新井千晶:いつごろから、生活習慣病に気をつけなければならないのでしょうか?
井藤英喜先生:そうですね。中年期4〜50代に発症する方が非常に多いです。また中年期の生活習慣病をうまく治療しておかないと、高齢になって認知症であるとか要介護状態になる人が非常に多くなります。
そういう意味では、健康で長寿を楽しむということのひとつの条件は、中年期から発症することの多い生活習慣病を管理していくことが大事になります。
新井千晶:具体的にはどのような病気でしょうか?
井藤英喜先生:そうですね。糖尿病、脂質異常症、高血圧、こういった血管を障害する生活習慣病、あるいは脳の機能に影響を与える生活習慣病の多くは4〜50代に発症される人が非常に多いです。
新井千晶:4〜50代に良い生活習慣を心がけると、高齢期に、さまざまな疾病を予防することができるということなのですね。
井藤英喜先生:そうそう、要介護状態に陥るのを非常に少なくすることができるということなのです。 

カテゴリー : 『生活習慣病予防』東京都健康長寿医療センター理事長